TRAINING 研修プログラム

研修について

ABOUT
研鑽し続けられる環境があるから
安心してなりたい看護師像を目指せる
2年目以降もキャリアラダーごとに多くの研修が設けられています。その他、各部署において看護の実践モデルとして適切な助言・指導ができるよう、院内認定看護師も育成。現在、「創傷スキンケア」「がん看護」「在宅療養支援」「急変対応」の4つの分野で院内認定看護師育成コースが開設されています。これらの多彩な研修や院内認定をきっかけに、学会認定や日本看護協会の認定看護師や専門看護師などを目指す先輩も多く、取得後は、院内外で幅広く活躍しています。

ラダーレベルごとの研修内容

LEVEL 01
1年目

口腔ケア

ここ数年、疾病予防の観点から口腔ケアが注目されています。当院では歯科大学の附属病院であることを活かし、口腔ケア研修を新人看護師対象に行っています。歯科医師、歯科衛生士が、講義と実際のケアについて指導します。あわせて、摂食嚥下に関する講義も行われます。

シミュレーション研修

患者さんの状況は日々変化し、その状況を把握した上で対応することが必要となります。そのため、臨床で起こりうる状況をできだけ再現し、患者さんに対する観察や対応を体験的に学ぶことができるシミュレーション研修を開催しています。夜勤を想定した場面や急変時対応等、新人看護職員の成長に合わせた内容を企画しています。

フォローアップ研修

入職後1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年と、ターニングポイントとなる時期に、フォローアップ研修を行っています。同僚の仲間とのグループワークで印象に残る患者さんとのかかわりの場面を振り返ることや、自己目標の評価を通して、看護職者として少しずつ成長していることを実感できます。同じ悩みや困難を抱えている同期の仲間と共感し合い励まし合うことで、次の目標に向かうエネルギーを得ることができます。一人前の看護専門職者として成長できるよう、1年間を通してサポートします。

LEVEL 02
2年目

急変対応研修

実際の急変場面で適切に判断し素早く行動できるよう、よくある急変場面のシナリオとシミュレーターを使って、初動対応、ショック状態のアセスメントと対応、適切な報告の仕方を繰り返しトレーニングします。救急看護認定看護師とベテランナースによる丁寧な指導により、実際に急変場面に遭遇しても自信をもって対応することができるようになります。

LEVEL 03
3-4年目

ケーススタディ研修

個別性を重視した看護実践力、看護倫理の視点を持った看護を考える力を身につける研修です。ケーススタディを通し、目的や方法の理解、看護の振り返りと共有ができるようになることを目指します。また、退院を見据えた介入の視点や調整方法も学ぶことができます。

リーダー研修Ⅰ

外部講師より、リーダーシップの基本・コミュニケーションの方法について学び、自部署における業務改善に取り組んでもらいます。研修生はリーダーシップをとる上での自己の課題を明らかにし、実践の成果と学びをグループメンバーと共有することができ、達成感と満足感の高い研修となっています。

LEVEL 04
5-7年目

看護倫理研修

実際の事例を通して看護実践現場で起こりやすい倫理的な視点に立って分析方法を学び、倫理的問題に対する解決能力の向上を図ります。

ストレスマネジメント研修

外部の精神科医師による、ストレスの概論、ストレスマネジメントとストレス・コーピングの実際について学びます。
後輩の指導も含めさまざまなストレスを抱えながら奮闘している中堅看護師のストレスの緩和に役立つと好評な研修です。

ナラティブ研修

自己の看護実践において「忘れられない場面」を、概念化シートにまとめ、「物語風」に記述し「語り」を通して、自分の大切にしている「看護観」を再認識し、深めることができる研修です。

LEVEL 05
8年目-

リーダー研修Ⅲ

より良い看護を提供できるリーダー看護師としての能力向上・開発を目的として〈業務改善コース〉〈教育・指導コース〉〈研究成果活用コース〉の中から1コースを選択してもらいます。年間を通して自らの課題に取り組む研修で、研修生の視点が試されます。

ジェネラリスト研修

自己年表からの歩みを振り返り、グループワークを通して、職場におけるジェネラリストとしての自己の役割を再認識する研修です。