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新人看護職員研修『フィジカルアセスメントⅠ-③・急変時対応Ⅰ-①』

8月1日、新人看護職員を対象とした研修『フィジカルアセスメントⅠ-③』を開催しました。

この研修は、4月・6月に実施された『フィジカルアセスメント』シリーズの最終回であり、9月に予定されている『急変時対応Ⅰ-②(BLS・AED)』研修へのステップにもなる、大切な内容です。

今回は、これまで学んできた「患者さんの状態のとらえ方」「迅速評価・一次評価」「I-SBARA-Cを使った報告方法」などの知識を総動員して、夜勤でよく遭遇する5つのシチュエーションをテーマにワークを行いました。

ワーク中は、研修生同士で活発な意見交換が行われ、特に一次評価の場面では「どう判断すればいいのか…」と悩む姿も。

その難しさを共有しながら、みんなで対応例を考える時間は、まさに“実践に向けた学びの場”となりました。

研修後にはこんな声も聞かれました
「夜勤のラウンド時に、何を注意して観察すればいいのか、緊急時にはどう動けばいいのかがわかった。夜勤に活かせそうです」
「日勤と違って人が少ない夜勤では、どこを重点的に観察するか、どんな状況で応援を呼ぶべきかが明確になりました」

研修を通して、夜勤に向けた心構えがしっかり育まれている様子がうかがえました。

次回は9月、『急変時対応Ⅰ-②』研修でBLS(一時救命処置)・AEDの演習を行います。
これまでの学びを実践につなげる絶好の機会です。研修生の皆さんが自信を持って対応できるよう、引き続きサポートしていきます!