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新人看護職員研修『医療安全イラストKYT』

10月7日、新人看護職員を対象に『医療安全イラストKYT』研修を実施しました。

KYTとは、危険(K)予知(Y)トレーニング(T)の略で、文字通り危険を予知し、その対策を検討して、安全意識の向上と行動変容を促すトレーニングです。

今回の研修は、KYTを通して、リスクを見抜く力を養い、感性を高め、安全を守るための行動につなげることを目的としています。

研修内容

医療安全管理者である看護師長から「安全とは」「安全を守る行動」「KYTの目的と手法」についての講義を受けた後、事例をもとにグループワークを行いました。

各グループで、危険の背景や要因を整理し、最も重大なリスクへの対策を検討しました。

さらに、安全を守るための行動目標や、日々のケア・業務で活用できる指差し呼称のスローガンを考案しました。

グループ発表のあと全体共有することで、他グループの視点や気づきからも学びを深めることができました。

研修生の反応

「危険の背景を考えることで、原因にアプローチできると感じた」「話し合うことで、自分にはなかった視点が得られた」「今後もKYTを活用して、患者さんの安全を守っていきたい」といった声がたくさんありました。

これから

患者さんと私たち自身の安全を守るために、「気づく力」「伝える力」「行動する力」をさらに高めていきたいと思います。