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新人看護職員研修『SST(ソーシャルスキルトレーニング)③』

11月4日、新人看護職員を対象に『SST(ソーシャルスキルトレーニング)③』研修を開催しました。SST(ソーシャルスキルトレーニング)とは、人とのかかわりや自分の気持ちの伝え方など、社会生活を送る上で必要なスキルを身に着けるためのトレーニングです。第3回目となる今回の研修では、実践しているスキルを共有して対人関係を築く力を養い、コミュニケーションの場面における問題に取り組み解決する力を身に着けることを目的としました。

研修内容


SSTシリーズの最終回となる今回の研修では、6月に開催した『SST②』で考えた「対人関係で活用できるスキル」を、実際に部署で試みた経験をロールプレイ方式で振り返りました。
患者さんに安心感を持っていただくために、また、業務を正確に遂行するためにどのように対応すれば良いかグループで検討しました。ロールプレイを通して様々な対人関係の場面を振り返ることで、どうすれば互いに気持ち良いコミュニケーションとなれるのか、互いに気持ちよくコミュニケーションをとるための方法について考えることができました。

研修生の反応


「他のグループの事例を聞くことで、患者さんへの声掛けなど具体的な場面をイメージして、今後に活かせそうなスキルを学ぶことができた」「発表し、フィードバックをもらったことで、自分の成長を確かめることができた」といった声が寄せられました。

これから


今回の研修を通して得られた気づきやスキルは、日々の看護の中でさらに磨かれるように、研鑽を続けていきます。看護部としても、新人看護職員が安心して成長できる職場環境を整え、患者さんにより良いケアを届けることに専念できるよう、包括的な支援を続けていきます。